雨がしとしとと降りしきる梅雨の季節がもうすぐやってきます。
その梅雨の季節において、とても映える美しい花が「あじさい」です。
あじさいは、日本には古くからある植物で『万葉集』にも登場し
咲き始めの頃は白っぽく、次第に色が紫に変ってくることから
「七変化」とも呼ばれます。
あじさい寺とも呼ばれる「大塚性海寺」のある歴史公園では、
毎年、稲沢あじさいまつりが開催されます。
さっそくどんな祭りなのか、見てみましょう。
目 次
稲沢あじさい祭り 開催時期と開催場所
このあじさい祭りは、愛知県 稲沢市(いなざわし)にあります
「性海寺(しょうかいじ)」にて、毎年開かれる祭りです。
平成4年ここ一帯が歴史公園としてオープンして以来
毎年開催されるおまつりです。
性海寺(しょうかいじ)の歴史
性海寺の歴史はとても古く、
弘仁年間(810年~924年)
空海によっ創建されたとお寺。
このお寺には
本堂や宝塔など重要文化財が3件もあり
他には大塚古墳があります。
古墳からは
円筒埴輪・きぬがさ形埴輪が発掘されました。
公園全体が、的確に管理され歴史公園として公開されています。
紫陽花と合わせ、敷地内は見どころ満載ですね。
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2015年の稲沢あじさいまつりの概要
日程:平成26年6月1日(月)~6月14日(日)、午前10時~午後4時
会場:大塚性海寺歴史公園・性海寺(大塚南一丁目地内)
稲沢あじさい祭り2015 見どころ
あじさい鑑賞ばかりでなく、例年、あじさいの関連催事が数々開催されます。
あじさいの育て方への相談、
あじさいウォッチングへの参加、
あじさい鉢花等の販売、
あじさいを見ながらの茶会といった、
あじさいやをテーマにした内容盛りだくさんのイベントが開催されます。
催しはあじさいだけにとどまらず、
地元の子供達による和太鼓演奏、
稲沢特産品の販売、
焼きそばやみたらし団子などの飲食コーナーも彩りを加えます。
ご当地アイドルのライブも行われるということなので、
あじさいにとどまらない、楽しい日を過ごせるのではないでしょうか。
大塚性海寺歴史公園へのアクセス
公園への行き方には、電車で名古屋本線に乗車し、
国府宮駅下車、徒歩で25分のところにあります。
約2.5キロの長さです。
駅からタクシーを使うと、約5分で到着することができます。
ユニークなイベント会場行き「乗り合いタクシー」
タクシーを効率よく利用したい方には、
あじさい祭りが開催されている2週間限定で、
国府宮駅からあじさい号という乗り合いタクシーが登場します。
1人の乗車が370円という大変リーズナブル。
大抵は3人乗車すると出発です。
無料シャトルバス
また、メインの2日間6月6日(土)、7日(日)には
国府宮駅から無料のシャトルバスが会場まで運行予定です。
(稲沢市役所⇔会場⇔名鉄国府宮駅)
車の場合 駐車場の場所には注意!
車で来られた場合、平日・土曜日曜など、曜日により駐車場が
異なるようです。
主催者からまだ、公表されていないので
昨年のデータになりますが、
参考までに地図を貼っておきます。
参考までにご確認下さい。
期間中 [平日の駐車場]
まとめ
綺麗なあじさいが数多く植えられている性海寺公園
歴史公園にふさわしい建物と合わせて
園内いっぱい90種類のあじさいは、まさに絶景です。
一昨年訪問した際、行く道々で、地元で作られた苗木なども販売されて
おり、稲沢市全体が「あじさい」一色につつまれていました。
是非、機会を作って一度はご覧になって下さい。
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