「そうめん」「ひやむぎ」違いって何でしょう?

夏になると食べたくなる

「そうめん」と「ひやむぎ」

コンビニでも当たり前に並んでいる
そうめんとひやむぎですが、

そうめん ひやむぎの違いって
考えたことってありますか?

麺が細いのはそうめん、
それより太めの麺は ・ひやむぎ。
だいたいそんな覚え方なのでは
ないでしょうか。

実はこのそうめんとひやむぎ
見た目はそっくりなんですが、
やっぱりちょっと違うものなんです。

じゃ、どこが違うの?
今回はそうめんとひやむぎの違い、
美味しい麺の選び方から
美味しい麺の茹で方も紹介しますね。

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【そうめんとひやむぎの違い 太さと作り方】

●そうめんとひやむぎ 太さの違い

そうめん:直径1.3mm 未満
ひやむぎ:直径1.3mm以上1.7mm未満

1.3mm以上になるとひやむぎ
1.7mm以上になるとうどん。
JAS(日本農林規格)での規定があります。

●そうめんとひやむぎ作り方の違い

そうめん:手で延ばして作る。
ひやむぎ:延ばした生地を切って作る。

そうめんとひやむぎには
機械で作る「乾麺類」と
手作業で作る「手延べ干し麺」
2種類があります。

機械で作る「乾麺類」なら
太さでそうめんとひやむぎに分かれますが、
手作業で作る「手延べ干し麺」なら

1.7mm未満の太さであれば、
そうめんでもひやむぎでも
どちらで呼んでも良いそうです。

そうめんとひやむぎの違いは
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「乾麺類」と「手延べ干し麺」
によるところが大きいようですね。

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【そうめんとひやむぎの違い 歴史はどうでしょう】

●そうめんの歴史

そうめんは7世紀頃に中国から伝わった
「索餅」と言われています。
索餅は小麦などを練って延ばしたもの
だったそうです。
14-15世紀に「素麺」の名称が登場し、
後の室町時代に「そうめん」という言葉が
広まったと言われています。

●ひやむぎの歴史

ひやむぎの素は「切麦」と言われ、
「そうめん」と同じ室町時代に登場したようです。
そうめんは小麦などを練って延ばしたもの、
ひやむぎは細めに切った、切り麺。
そう言った違いがあったようですね。
また、うどんの「熱麦」に対して
「冷麦」と言う言葉が作られたようです。

【美味しいそうめんとひやむぎの選び方】

そうめんとひやむぎには
機械で作る「乾麺類」と
手作業で作る「手延べ干し麺」があります。

麺のコシと麺の味を楽しみたいのなら、
手延べ麺を選びましょう。

パッケージに
「手打風」「手延風」「準手延」と書かれたものは
全て機械で作る「乾麺類」です。

ひやむぎの約90%程度は機械麺、
そうめんは60%から70%が手延べ麺
と言われています。

ひやむぎの手延べはなかなかないので、
とても貴重だとわかりますね。

手延べのものはやはり手作業なので
機械製よりお値段はやはりお高めですが、
味は保証付ですよ。

【そうめん ひやむぎの美味しい茹で方】

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そうめんとひやむぎの違いに関わらず
麺の美味しい茹で方がありますので紹介します。

①麺一束に対して水3Lのお湯で茹でます。
*麺の重さの10倍以上が基本ですよ

②沸騰したお湯に麺をパラパラと入れ
静かに菜箸等でかき混ぜます。

*茹で時間

そうめん 3分前後
(手延べの場合は1分半程度)
ひやむぎ 8分前後

最初は強火、再沸騰してから
吹きこぼれそうになったら
火を少しづつ弱めて茹でます。
出来るだけ差し水はしないようにしましょう。

③火を止め、ザルで素早く水洗いします。
水道水を流しながらもみ洗いします。
あまり強くもまないように気を付けてください。

*冷水で洗うのがポイント

氷を使うと麺が引き締まります。

麺の太さで茹で時間も変わりますので、
パッケージで茹で時間の目安時間を
確認するのが良いですね。

茹でてが一番美味しいので
是非茹でたてを食べましょう。


いかがでしたか?

似ているようで違う「そうめん」と「ひやむぎ」
夏休み、家族で囲む昼の食卓。
そうめんやひやむぎを食べながら
作り方や太さなどの違いを話題にすると
楽しい会話も弾みそうですよね。
茹でたての最高のそうめん、ひやむぎで、
ゆっくり家族の時間を楽しみましょうね。

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