北海道神宮のどんど焼きとは、小正月1月15日に、
お正月に使った門松や注連縄、書初めなどを
お焚き上げし、お正月の神様をお送りし、
1年間の「無病息災」「家内安全」「五穀豊穣」
「商売繁盛」を祈願する神事です。
北海道神宮では「古札焼納祭」とも言われる
どんど焼きの一大イベント、
毎年、とても多くの方が訪れ賑わっています
【どんど焼きの意味 由来】
年中行事、小正月に行われる行事です。
1月14日の夜や1月15日の朝
青竹、藁、杉、檜の枝などで作ったやぐらを作り、
その中に正月飾り、書き初めを入れ一緒に燃やします。
燃やした火で焼いたお持ちで健康を願ったり、
炎から空に舞い上がる燃えかすの様子で
運勢を占ったりすることもあるそうです。
地域によっていろんな呼ばれ方がありますが、
北海道神宮は「どんど焼き」で通じるようですね。
どんと焼きは、お正月にいらしてくれた歳神様は、
どんと焼きの煙に乗って天に昇り帰られるとされ、
その歳神様をお見送りする為に行われると言われています。
何故どんど焼きと呼ばれるようになったかには、
色んな説があります。
よく知られている説では、
どんど焼きは「左義帳」とも言われますが、
平安時代に宮中で陰陽師が歌い囃しながら、
扇子が短冊を焼いていた行事が元になり、
庶民に広がってどんと焼きと呼ばれるようになった
とのことです。
どんど焼きが行われる場所には、
地方では田や畑、河川敷などの広い場所、
町内会や婦人会、子供会で行われることも多いですが、
札幌では、ほとんどが神社で行われています。
やはり有名なのは北海道神宮の古札焼納祭でしょう。
【北海道神宮 古札焼納祭(どんど焼き)】
【日時】 2015年 ※お問い合わせください
(毎年だいたい1月14日とのことです)
【住所】 札幌市中央区宮ヶ丘474番地
【電話】 011-611-0261
【駐車場】東と西 2カ所 約240台
参拝者は1時間、祈祷の方は2時間無料
それ以降は1時間ごとに500円となります
駐車場営業時間 8時から21時
*古札焼納祭当日はかなり込み合いますので、
地下鉄「丸山公園」駅から歩いた方が良いでしょう。
毎年、大体午前10時くらいからどんど焼きが行われ、
16時くらいまで火は燃えているようです。
北海道神宮では、朝早くから、神宮の周りには
駐車場に車を停めようとする車の長蛇の列、
さすが札幌でも随一の北海道神宮、
初詣とかとも思うほどの人出。
敷地内にはお祭りの出店なども並び、
かなりの賑わいを見せます。
どんと焼きで燃やすお正月飾り等は
お祭が始まる前までに
「古神札収納所」にお納めすれば、
お祓い清められた後、お焚き上げされます。
北海道神宮 どんと焼きでお納めする際に注意すること
① 古いお札、御守は「紙」「木」「布」と
ビニール・金属と分別し納める。
② お焚き上げ出来るもの
⇒神札、御守、神棚、しめ縄、松飾
③ お焚き上げ出来ないもの
⇒だるま、結納品、人形、写真、日用雑貨等
北海道神宮で毎年、大きなお焚き上げの様子は壮大そのもの。
お焚き上げの火を囲むしめ縄を囲み、
多くの人がその火にあたり一年の健康を願います。
札幌、北海道神宮のどんど焼き、古札焼納祭。
毎年、とても大きな賑わいを見せています。
お正月の締め括りとして訪れるのも良いでしょうね。
お正月飾り、神様の為に用意したものを
ゴミとして出すのは気分的に良くないですし、
かと言って取っておくこともできませんよね。
そんな時は北海道神宮のどんど焼き、
古札焼納祭でお焚き上げしてもらいましょう。
きっと1年が健康に幸せに過ごせると思いますよ。
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