節分の日には豆まき。
そして、恵方巻きを食べる。
もう国民的行事の一つになりましたよね。
恵方巻き、今年の恵方に向かって無言でかぶりつく!
さて、2015年、札幌の恵方はどこになるでしょうか?
そして、そもそも恵方とは何でしょうか。
【恵方 2015年 札幌の西南西】
2015年は「乙未」年
恵方は「庚」の方角、西南西となります。
札幌では、北海道庁を中心としてみた場合
西南西にあたるのは、
だいたい丸山公園の方角になりますね。
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【恵方、そもそもの決め方
恵方とは、十干(じっかん)により、
その年の幸運を招く方角のことです。
その年の幸福を司る歳徳神のいる方角のことで、
その年最も幸運とされる方角です。
歳徳神は歳神、大年神様、正月様とも呼ばれます。
古来より、その方向に向かって何事も行うと、
全てにおいて「吉」となると言われております。
昔は、自分の家から恵方にある神社へ
初詣をするという習慣もあったほどです。
恵方は毎年変わり、2015年は「乙未」年、
十干「乙」の方角は西南西になります。
*十干(じっかん)とは
古代中国で発生したもの。
五行の「木」「火」「土」「金」「水」が
それぞれ陰陽にわかれて
「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」
「庚」「辛」「壬」「癸」十通り、
これを十干(じっかん)と呼びます。
その十干と十二支を合わせて年を表します。
なので、2015年は干支は未年、
十干は乙で「乙未」年となります。
【恵方、実は4通りしかないんです】
恵方は毎年変わり、
「今年の恵方は○○○だ!」と言うので、
複雑な恵方決めの方法、
たくさんの方角があると思ってしまいますが、
実は簡単、4通りしかないのです。
① 甲と己の年 ⇒ 東北東
② 乙と庚の年 ⇒ 西南西
③ 丙と辛の年 ⇒ 南南東戊と癸の年
④ 丁と壬の年 ⇒ 北北西
昨年、2014年は甲午でしたので、
東北東でしたよね。
この4通りの方角がなぜ吉方とされるかの理由は
九星と言う中国占星術から来ているというだけで
わかってはいないようですが、
今後の恵方もこの通りになりますので、
ご参考くださいね。
恵方巻き、「福(恵方)を巻きこむ」
という意味があるのはご存知ですか?
なので、巻きこんだ福が逃げないように、
「話さない⇒離さない」無言で食べるという
ルールがあるようですね。
そして、もう一つの恵方巻きのルール、
「切らないでかぶりつく」
縁を「切らない」ということだそうです。
福を巻きこみ、縁を切らない願いを込めて、
2015も西南西で恵方巻きにかぶりつきましょう!
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