年が変わり お正月も終わり、ややもすると・・2月
二月にになると「立春」です。
この時期は全国どこでも、
まだ「春」イメージにはなりません。
北海道は寒い中ですが、
ニュースで今日は「立春」と報じられると
なにかしら、うれしい様な、気分にもなります。
2016年の立春は2月4日(木曜日)です。
確か立春って節分の次の日。
旧暦では立春の日が1年の始まりとしていたんだとか。
こに日から、春と言われますが、
一年の節目の日になります。
・節分は立春の前日
・八十八夜は立春の日から数えて88日目です。
・二百十日も立春から数えます。210日目なんですね。
あらためて、立春について少し、
調べましたので、お伝えします。
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「立春大吉」の意味と役割は
立春の日になると「立春大吉」と書かれた
お札が貼ってるのをよく見かけたます。
立春大吉お札
この御札は禅宗のお寺の習慣と言われています。
興味深いのは、この立春大吉
お札なので、
縦書きでの書で書かれています。
この文字は四字ともに左右対称になっていますね
表から見ても、裏から見ても、
立春大吉と読むことが出来ます。
左右対称になる言葉『縁起文字』で、
玄関や柱の上部に貼っておきましょう
こうしておくことで、
その家に一年間災いは起きないと言われています。
何故でしょう?
面白い伝え話ががあります。
立春は節分の次の日であることから
ふと振り返ると、
同じように立春大吉と書いてあるお札が目にとまります。
(裏から見ている)
鬼は、この家にはまだ入っていなかった。
と思い込み、逆戻りして出て行ってしまいます。
というわけで(?)
立春大吉のお札を貼っていると
鬼も入らず
1年間を平穏無事に過ごせつというわけだそうです。
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立春に食べる代表的なものは何?なぜそれを食べるの?
『立春朝搾り』といい北海道の酒処「旭川の男山酒造」では
立春の日の朝に
雪の中で保存されたお酒は搾った作り立ての日本酒を
「立春搾り」といい例年人気です。
新たな年の始まりを祝い、
縁起がたいへん良く。味も格別です。
『立春生菓子』
朝に作りその日に食べる
上等な生菓子のことを「朝生菓子」といいます。
春をあらわすお菓子として
「さくら餅」や「うぐいす餅」は
たいへん人気があります。
伊勢の名物の赤福からは
「立春大福餅」が2月の朔日餅として販売されています。
立春の日に美味しいお茶と一緒に
いただいてみるのもまた、格別ですね
立春のまとめ
現代では、節分がメイン行事となりつつありますが、
立春は、節分に続き
厳かに季節の始まりをお祝いするべき日なのかも知れません。
是非、節分の翌日の
立春にも心を寄せて過ごしてみたいものです。
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