鏡餅を飾る場所はここ!飾り方はコレ!

お正月の準備、注連縄や・をつける頃
一気にお正月らしさが出てきます。
そんな中、
お正月飾りの主役は何と言っても「鏡餅」
でこの「鏡餅」どこに飾るのが良いのでしょう?
また、「鏡餅の飾る時期」「飾り方」「鏡餅を下げる時期」もしきたりがあります。

順を追ってお伝えいたします。

「鏡餅」の言われ、何故飾るのでしょう?

餅は古来から大変縁起の良い食べ物として、真っ先に神様に捧げるものです。
お正月に年神様は、幸福をもたらすためにやって来られ

お迎えした年神様がいらっしゃる場所が「鏡餅」なのです。

「鏡餅」を飾る場所

このように年神様がお供えした鏡餅について下さいます。
鏡餅は1つに限らず、複数お供えして構わないのです。

一番大きな鏡餅は「床の間」へ、家に床の間が無ければ
リビングの家族が集まる場所に飾ります。
テレビの上など一件良さそうですが、騒がしいのであまり良くありません。
低い場所も神様を見下す事になります。
例えば、リビングボードの上などにお供えしてはどうでしょうか。
また、玄関でも構いません。極力目線よりも高い位置にお供えしましょう・

供える方角は、その年の恵方、
平成28年の恵方は 南南東 です!

または南向き、または東向きがよいといわれています。

その他、台所、書斎、子ども部屋など、
年神様に来ていただきたい場所にお供えをします。

「鏡餅」を飾る時期

「鏡餅」を飾るのは、末広がりの「八」がつく12月28日からが良いとされます。
門松や正月飾りと同様に、12月29日は「苦餅」、12月31日は「一夜餅」といって
避けられています。

そうすると理想は
12月28日と12月30日のいずれかにお供えできたら一番縁起が良いですね

「鏡餅」の飾り方

本格的な物になりますが、正式な鏡餅の飾り方をここでご紹介しますね
酉の市や正月飾り売りで購入したものが、必ずしも同じではありませんが
参考になさって下さい。
「鏡餅」のそれぞれのパーツに込められた意味を記載します。

①「扇」これは、末広ともいいます。
  家族が末永く繁栄出来ますようにという、意味がこもっております。

②「橙」(だいだい)
これも、語呂合わせになります。
家が橙栄えますように。という願いが込められています。

③裏白(うらじろ)
これは、家族の繁栄と清廉潔白(せいれんけっぱく)を意味します。
葉の裏側が白色をしています。

④語弊(ごへい)
紅白の紙を稲妻状に折ったものです。
赤い色は、「魔除け」の意味があります。

その他に

⑤「昆布」を敷きます。
よろこぶの意。古くは昆布の事を「広布」(ひろめ)と言い、喜びが広がる縁起もの。
また、「子生」(こぶ)と書いて子宝に恵まれるように願いをこめます。

⑥串柿
干し柿を串に刺したものです。柿は「嘉来」に通じる縁起もの。
串柿は三種の神器の上では剣を表します。
つまり
「鏡=鏡餅、玉=橙、剣=串柿」で三種の神器を表しているとも言われる。

「鏡餅を下げる時期」

これは、1月11日が、鏡開きです。
年神様にお供えした鏡餅を割って、お雑煮やお汁粉などに入れて
食べましょう。「鏡開き」は
年神様にお供えした鏡餅を食べる事が、神の力を分けてもらおうとする行事です。

鏡開きというのは、運を開くという願も込められています。

実は、鏡開きの際、「鏡餅」を割ると言われます。
餅が手で割ったり、木槌で叩くなどをして食べるサイズにします。

いかがでしたでしょうか?

「鏡餅」ひとつにも、長い伝統の中で本当に色々な思いが込められていることが
伺えます。全てをしきたり通りにすることは、難しいかもしれませんが
その精神や「鏡餅」にこめられた意味は理解したいと重います。

最後に子どもに伝えたい豆知識

鏡餅が丸いのは、ひとの魂である心臓を表して、鏡ちという言われは
昔の鏡が丸かったから
さらに、大小2つを重ねるのは、月(陰)そして、日(陽)を
表す意味合いがあるそうです。

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