全国ネットのテレビでも
中継されることが多い「花火大会」。
特に有名なのは何と言っても
「隅田川の花火大会」
ではないでしょうか。
東京三大花火大会のひとつ、
隅田川花火大会は
毎年7月最終週の土曜日に開催されます。
隅田川花火大会、浅草や向島周辺は
90万人以上の観覧客でにぎわいます。
今回は、隅田川花火大会の歴史を中心に、
「概要」「アクセス」
をご紹介させていただきたいと思います。
【隅田川花火大会の歴史】
隅田川花火大会が現在の形になったのは
「1978年」
といわれており、
「東京三大花火大会」の一つとして
都民だけではなく全国で親しまれています。
隅田川花火大会の歴史は
「江戸時代」まで遡ること、
8代将軍徳川吉宗の時代。
大規模の飢饉と疫病が発生し、
亡くなる方が多く出ました。
その亡くなった方々を弔う為
そして疫病の退散を祈り、
1733年の7月に、
墨田川で花火を打ち上げたのが
隅田川花火大会の始まりといわれています。
【隅田川花火大会の「鍵屋」と「玉屋」の関係】
隅田川花火大会には、
「鍵屋」と「玉屋」が技術を
競い合った歴史もあります。
花火をあげる時の掛け声。
「たまや~」
「かぎや~」
皆さん、
一度は聞いたことがありますよね。
この掛け声は江戸時代の二大花火師
「玉屋」と「鍵屋」が由来と
言われています。
鍵屋の創業は1600年代中盤。
玉屋の創業は1800年代初頭。
鍵屋から暖簾分けしたのが玉屋、
二大花火師として競っていました。
しかし、玉屋は、
火事を発生させたことで1世代のみで
なくなってしまいましたが、
「鍵屋」は現在も「宗家花火鍵屋」として
現在も活躍しています。
公式HP
http://www.souke-kagiya.co.jp/
【現在のような美しい花火の形になった歴史】
江戸の飢饉で亡くなった方を弔う為
打ち上げられた花火が始まりと言われる
隅田川花火大会。
夜空を美しく彩る花火。
現在のように美しさを楽しむ花火は
徳川家康の時代に
発展したといわれています。
江戸時代に打ち上げ式の花火が登場し、
明治の時代に現在の形になったといわれています。
【隅田川花火大会が1970年代開始と記載されている理由】
隅田川花火大会は
江戸の頃から小さい規模ながら
開催され続けてきたのですが、
なんども開催が中断されてきた
という歴史もあります。
「明治維新」
「世界大戦」
「川の汚濁」
代表的なのはこの3つでしょうか。
この3つがあったため、
開催の中断期間が長くありました。
安定して開催が可能になったのが
1978年ということで
「隅田川花火大会」は
1978年開始ということになっています。
【隅田川花火大会についてのまとめ】
今回は隅田川花火大会の歴史を
簡単にまとめさせていただきました。
歴史については、
始まりは江戸時代に亡くなった方を弔う為
隅田川にあげられた花火だったことを
知っておくと良いですね。
隅田川花火大会は屋台も魅力!
花火の美しさを楽しむことができると同時に
全国の美味しいものの屋台を味わえるのも
魅力の一つです。
県公認の屋台といったものがあったら
ぜひ食べてみてくださいね。
東京では味わえない美味しいものに
出会えたら嬉しいですよね。
夏の風物詩、隅田川花火大会。
スカイツリーのライトアップとともに
夜空を飾る花火。
最後に
東京スカイツリーから見た隅田川花火大会
の映像をご紹介します。
スカイツリーからは、大きなはずの花火すら
少し、小さく見えますが花火の上から見る映像は
興味深いです。
現代と歴史の美しい競演。
隅田川花火大会をご覧になった際には、
「たまや~」「かぎや~」と声を掛ければ
想い出深い夏に出来るかもしれませんね。
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